なぜか「元気が出ない」… それは“エネルギー切れ”かも?
「疲れてるわけじゃないのに、なんだか元気が出ない」
「身体は動いてるけど、やる気がついてこない」
そんな感覚に心当たりはありませんか?
それは、肉体的な疲労ではなく、“内側のエネルギー切れ” かもしれません。
日々の情報や刺激、考えごとが多すぎて、
自分でも気づかないうちに、内面のエネルギータンクが、空になってしまっている状態です。
このエネルギーとは、「元気」「気力」「集中力」「前向きな気持ち」などの源になる、目には見えない“内なる力”のこと。
実は私たちは、静かにしているときこそ、深いエネルギーが回復する仕組みになっているのです。
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ヨガニドラでエネルギーの流れを整える
ヨガニドラは、深いリラクゼーションの中で、意識と無意識の間に身を置く時間。
この状態では、自律神経が整い、脳が“休息モード”へと切り替わっていきます。
ガイドに導かれながら身体の各部位に意識を向けていくことで、滞っていた感覚や疲れの澱が、少しずつほどけていく。
まるで、流れが止まっていた小川に水が戻るように、身体と心に「循環」が生まれ、自然とエネルギーがチャージされていく感覚です。
実際に、ヨガニドラのあとに
「頭がすっきりした」
「少しだけ前向きな気持ちになれた」
と感じる方が多いのも、こうした“内側の流れ”が整ったサインかもしれません。
「在る」ことを許す時間
色んなことをビジュアルで比較しがちな現代。
私たちは、知らず知らずのうちに誰かと比べ、
「あの人みたいになりたい」
「あの子みたいにできない自分…」
と、日々、他人に近づくことにエネルギーを注いでいます。
そうして、 “自分ではない何か” になろうとするとき、エネルギーは分散し、消耗してしまいます。
しかし、ただ “在る” ことを自分に許可したとき、私たちはもっとも自然体で、強く、美しいエネルギーを発することができるのです。
ヨガニドラは、その「ただ、在る」ことを練習する静かな時間。
体の緊張を解き、心が静まり、思考から少し距離をとることで、内側にある“本来のリズム”がゆっくりと整っていきます。
それは、特別なイメージやビジョンがなくてもできること。
なんだか暖かくて、とても安心できるエネルギーに触れる時間。
内側の深い場所で「戻ってきた」と感じられるような感覚かもしれません。
日常の中でも「満ちている感覚」を思い出す
ヨガニドラを続けていくと、少しずつ「今の自分」に戻る力が育っていきます。
そして、自分のエネルギーに気づき、取り戻していくのは、今の自分に在るプロセスそのものです。
どれだけ忙しくても、心がざわついていても、 ほんの数分 “静かな場所に戻る” 時間を持つことで、 自分の内側からエネルギーが満ちていく感覚を、思い出せるようになるのです。
「何もしない」という選択が、あなたの中の深い力を取り戻す時間になるかもしれません。