眠れない夜の新習慣、「眠りのヨガ」のはじめかた

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やってみたいけど、どう始めたらいい?

最近よく聞く「眠りのヨガ」や「ヨガニドラ」。

気になってはいるけれど、実際にどうやって始めたらいいの? 準備は?時間は?服装は?と、ちょっとした不安があるかもしれません。

でも、大丈夫。 眠りのヨガは、はじめての人でもすぐに始められる、とてもやさしい実践です。

このページでは、これから眠りのヨガを体験してみたい方に向けて、 できるだけシンプルに、始め方をまとめました。

準備】何が必要?どこでやる?

ヨガニドラに必要な準備は、ほんの少しだけ。


  • 静かに横になれるスペース
    • ベッド
    • 布団
    • ヨガマット
    • カーペットの上など
  • 締め付けのない服装
    • パジャマ
    • リラックスウェアなど
  • 明るすぎないライティング
    • 真っ暗にしないほうが良いです
  • ブランケットなど体温調節ができるもの
  • イヤフォン(音声ガイドに集中したい場合)

特別な道具や難しいポーズは一切不要。 自分が「落ち着ける」と思える環境があれば、それで十分です。

寝る準備をしてから始めると、終わってから家事や翌日の準備などで動き回らなくて済むのでおすすめです。

寝転んで、ただ“聴く”だけでいい

眠りのヨガは、ガイド音声を聴きながら行うリラクゼーションです。 実際の流れはとてもシンプル。

転がり方は、ヨガのシャバーサナの状態と同じです。なるべく枕は使わずに、体をまっすぐ横にしましょう。

両手と両足を軽く広げて、お尻や両膝を揺らして、心地よいところで脱力します。


  1. 寝転がって身体の力を抜きます
  2. 音声ガイドを再生しましょう
  3. ガイドの声に耳を傾けその時間を味わいます

考え事をしてもかまいません。
途中で眠ってしまっても大丈夫。
眠りのヨガをどんな風に受け取ってもいい。
「うまくやる」というルールはありません。

いつ聴いたらいい?

起きてすぐに

頭を静かに目覚めさせて、穏やかな1日のスタートにオススメ

日中のひと休みに

プレッシャーやストレスを感じた時、集中力が切れたときに、静かに目を閉じて聴くだけ

寝る前に

ザワザワする気持ちを明日に持ち越さない。一日の終わりに、心地よく深い眠りを

眠りのヨガは、どんな時間帯でも実践できます。
特におすすめなのは、夜寝る前。
副交感神経が優位になり、自然な眠りに入りやすくなります。
日中やる場合は、直射日光を浴びない場所でやることをおすすめします。

【FAQ】始める前のよくある質問

雑念が出てきます。集中できていない気がします。。

雑念はあっても大丈夫。それに気づいた瞬間こそが、気づきの実践。思考は悪ではないので、自分を責めずに受け止めましょう。

途中で寝てしまうのはダメですか?

問題ありません。寝てしまったということは、それだけ身体が休息を必要としていたということ。むしろ自然な反応です。音声ガイドの途中で目が覚めたら、またそこから聴き始めましょう。

日中横になれる場所がないのですが、座ってやってもいいですか?

大丈夫です。音声ガイドを聴いてる間は、身体がとても脱力するので、なるべくリラックスして座れる場所を見つけてみてください。

一歩踏み出すことが、もう癒しの始まりです

眠りのヨガは、“がんばらない”ことが前提のヨガ。

「正しくやらなきゃ」
「効果を感じなきゃ」

そんなプレッシャーを手放して、 ただ“今の自分”によりそう時間を味わってみてください。

あなたが、自分にやさしくできる時間が、 ひとつでも増えていきますように。

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